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ラジオ番組「シンクロノシティ」

シンクロノシティ | MON-THU 16:00〜19:00 ON TOKYOFM

Crew / DPlabの仲間たち

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  • GAWARA
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  • 星精一
  • ヒハラ
  • オグチタツヤ
  • 田村徳隆
  • kiwako
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  • さくらだたくみ
2009.03.21
最後のウン試し

最後のウン試し

いずれ誰かやる人がいるんじゃないかと思ってました。ウンコを競売に。人間追い詰められればなんでもしてしまうものです。

記事中に出てくるピエロ・マンゾーニという芸術家の「芸術家の糞」。 これはマンゾーニ自身の排泄物を「30グラム、自然保存」とラベルが貼られた金属製の缶詰に封印したもので、当日の30グラムの金の相場で売られました。 でもこれはいわば資本主義社会での美術作品の在り方に反発して皮肉った作品。

今回は芸術家でもない、ただのウンチの缶詰。ものすごい美女と言うわけでもなく、74才のおばあちゃんの。つっこみどころは満載です。「リーマン で破綻した人がウンコを競売に出した」というその事実とアクション自体に芸術品として値段がつけられるってことなのでしょう。

ヴィチェンツァ・カヴァルッツィさんの決死の抵抗。私のウンコ、買いなさいよ!切なすぎます。特に缶詰に詰めている所を想像すると、涙が出そうです。しかし、この行動で1万5千ユーロ(約180万円)の価値。

・・・最終手段として考えておかないこともなくはない。

※補足 Text by 編集長 on 2009/03/23

でもこれは確かに、本人のビジュアルもこれは含めアートとして成立してる!
内容は予想以上に深淵で、真剣に考察するだけの価値のあるニュースだと思う。

でオレ、イタリアで放送された映像を探し出し、さらに訳もせりっちにお願いしてみました!
うんちネタかよ~なんてバカにしてると”お尻とられる”よ!!

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ヴィットーリオ・ズガルビ(アート評論家)は「うんちアーティスト」を保証します。

Q:リーマンの破綻ですべての財産を失ってしまった彼女が、芸術品としてこれを出した事にどんな価値があるのですか?

V:そうですね・・これは、ただのアートというよりかは芸術の有用性の感覚に近いと思います。芸術というマーケットで芸術家というのは縛られてしま うものです。何も価値を持たないアートを作る、、もちろん誰もウンチを買う人なんていないでしょう。でもあるとき思いついたんです。薬局の人がウンチをす ればそれは薬局の人のウンチ。水泳選手がウンチをすれば水泳選手のウンチ。ですから芸術家がウンチをすればそれは芸術家のウンチになるわけですよね。芸術 家の空気、呼吸、全てをポジティブに考えるのです。この作品を手にする人の10%は何も分からずに捨ててしまうでしょう。でも残りの90%は時間をかけて アート市場におかれることでその価値は200000~250000ユーロまで上がっていくでしょう。

そしてここにはちょっとアイデアにかけてるものが参照としてあるのですが(白便器について)・・・まぁこちらは1915年のトロヴァトーレ氏の歴史 の始まりですね。まず1つめのアイデアとしては、ある産業的なデザインと実用的な機能を持っているプロダクトを、その実用的な機能だけを抜きとって博物館 におくのです。ポイントはいつどこでどのように芸術ができるのか、そこなんです。説明しましょう。

ある日の私は、とても美しくて頭のいい…さらに言うとおっぱいもあってですね、まぁ完璧な女性と(エヘへ)トリノの博物館に行ったんです。そしてそこで使い古した衣類の入った箱を二人で見ていたのです。

彼女が「なんでこんな所にゴミが置いてあるの?」と聞いてきたので
「違うよ。これはジュリオ・パオリーニの芸術作品なんだよ」って答えたんだ。
彼女は”お尻とられたわ~”なんて思ったんでしょうね。(←一本とられた~みたいなイタリアンジョークです・・)
いや、俺は尻をとってあげてもいいんだけどね。ハッハッハ

どうやってこれがアートになってゆくのかと言いますと、まず一方の批評家たちがこれ(ウンチアート)を芸術作品と呼ぶ。それは芸術の第一歩でもあります。そして第2歩目、今度はこのモダンな芸術に

「nyam!(ニャム!)」

という名前をつけて博物館におくのです。そうすると博物館に入ってきた人は「なんでこんなとこにあるの?」って言いますよね? そしてそのウンチの 作品はヴィンチェンツァ夫人のウンチなんだってことを知る。そしてゆっくりと博物館にいる事でその作品の価値が分かってきて「もしかしたらこれは 15000ユーロ位の価値はあるんじゃないのかな」となっていくのです。

まぁそこで私は「nyam!(ニャム!)」って名前がいいと思うんですけどね。でもローマの博物館にこれをおくのはちょっと難しいと思いますが、でもこれをポッケに入れてそっとそこら編に置いて、友人を呼んで、

「これなんだか知ってる?」
「マンゾーニのウンチ!」
「違うんだな~、これはマンゾーニのじゃなくてヴィンチェンツァ・カヴァルッチさんのウンチなんだな!」ってね。

マンゾーニだとマイナーかもしれないけどウンチ作品としては有名ですからね。もうウンチを使ったアーティストなわけですよ。もうひとつ例を挙げれば 二人組の陶芸家Bertozzi&Casoni(ベルトッチ・エ・カジーニ)が陶芸でウンチを作ったんです。すごいアイデアです。形は全然違って て妙なラベルも張ってあるのですがちゃんとバーコードもついてるんですよ。まさに首尾一貫とした作品としてできてました。

今までは缶に入ったウンチをちゃんと調べたところ缶だけで中身がないものがあったりもしました。でも今回はちゃんと入ってるんです!!!非常に圧縮したものです。そこで価値が出る訳です。

一方ではミケランジェロの学校があり、ラファエロの学校があり、ジョルジョーネの学校があり、ともすればマンゾーニの学校もある訳です。ミケラン ジェロの絵が1000000ユーロするとしましょう、違う学校では3・400000ユーロ、マンゾーニの学校でもそれが出来る訳です。ちょっと分かりづら くなりましたが要するに、

これぞまさにみんなのためのウンチ!そう、みんなのウンチ!って事が言いたいのです!

しかしカヴァルッチさんのウンチは2番目のウンチとなるんですかね?

Cavalli 「いや~、私のはスペシャルでしょ!」

いやあね、この話を聞いたとき、僕はすぐにyesだ!って思いました。しかしなんでマンゾーニのウンチは良くって僕のじゃだめなんだって思ったけどね!芸術家のウンチは芸術品、いつだって芸術な訳なんですね~。

アナウンサー 「じゃぁこれはどんなウンチになりますか?」

ですからこれはカヴァルッチ夫人、未来の芸術家のウンチですね!あ、いや「破産者のウンチ」です!!(隣のおじさんも頷く・・)。でもほら、缶をみ てごらん。「このウンチはアーティスト、カヴァッリ・ヴィンチェンツァさんのものです」って書いてありますよ。もう彼女はアーティストになる道が出来てい るのです。マンゾーニの弟子ですよ。

これからはマンゾーニだけでなく、もっと他の人のウンチを評価できるようにしていきましょうよ。

隣のおじさん「まぁセレブたちがこれでウンチまみれなことをしない事を祈りますがね」

ハッハッハ(←一同笑)

翻訳/小川瀬里奈

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{ピエロ・マンゾーニ(Piero Manzoni, 1933年7月13日-1963年2月6日)}
20世紀のイタリアの美術家、画家、彫刻家。
イヴ・クラインのモノクローム絵画やアルベルト・ブッリの複合素材主義の影響を受け、様々な素材を用いて「アクローム(無色)」と題する数多くの白い絵画 作品を制作した。また、マルセル・デュシャンの影響を受け、ヨーロッパ、イタリアにおけるコンセプチュアル・アートの草分け的な作品も多く製作しており、 アルテ・ポーヴェラの巨匠であるヤニス・クネリスのように、むしろ概念的アートの作品を高く評価するアーティストも多い。
マンゾーニの最も重要な作品は、『芸術家の糞』である。これはマンゾーニ自身の排泄物を「30グラム、自然保存」とラベルが貼られた金属製の缶詰に封印 し、当日の30グラムの金の相場で売ったもの。資本主義社会での美術作品の在り方、芸術的価値と経済的交換価値の差異の問題、作品をアーティストの内面の 表出とするロマン主義的芸術観などを皮肉る、画期的な反芸術的活動であった。

参考/wiki

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