
出アメリカ記
結果的によかったんじゃないっスか? ”アメリカが支配するOne World”からイチ早く抜け出して、元の地産地消の地域経済に戻れるんだから。やっぱりマクドナルドはアメリカナイゼーションの象徴ですからね(いまだに好きですケド)。
遡ること一年前。アイスランドは世界同時不況の煽りを受けて国家そのものが実質的に破綻するというBADな状態にありました。90年代以降、アメリカが推進してきたグローバリゼーションに乗っかって他国の通貨が出入りする金融大国として成功しかけていた人口30万人の小国は、もろくも金融危機一発で経済崩壊とあいなりました。
そのあと、今年の春頃に届いたのは政権交代のニュース。レズビアンを公言しているヨハンナ・シグルザルドッティル首相率いる社会民主同盟が選挙に勝利しまして、ついに1944年の独立以来初めての左派系政党が議会の過半数を占めることになりました。ビアンの女首相による新たな政治、これがまたしても世界的なビッグニュースに。
そんな激動のアイスランドで国一番の有名人はというと、意外なことに新たにファンドを立ち上げておりました。ビョーク的な経済に投資する、と。ビョーク的な世界観と言えば世界中の音楽ファンは一発で理解できるほど分かりやすい世界観。戦争はなにがあってもゼッタイ反対だろうし、核の再処理工場なんかも絶対ダメだろうし、経済や金融中心なんてこともダメだろうしね。ビョークの世界の真ん中にいつもあるのは、童話のように生き生きとした大自然であり、くるくるとその表情を変える妖精であり、土着のファンタジーの中に住み続けている人々である。このビョークの世界観にあうビジネスにお金を投資してゆく、ということ。ビョーク・ファンド。考え方のしっかりしている人なんで、きっと未来の世界に一石を投じるようなものになるのではないかと思ってます。ビョーク師のもと出アメリカであります。
彼女は決してジーンズとTシャツを着ないと言う。何故ならそれらは
「アメリカ白人の帝国主義のシンボルで、コカ・コーラを飲むようなもの」だから。
今回のマクドナルド撤退のニュースに一番喜んでいるのはビョークかもしれないですね。
2008年度からスタートしたUK Video Music Awardsで3冠を獲った作品です。相変わらずドープすぎてラストまでは見たことがありません。ビョークは基本的になんでもアリです、ディーヴァなんで。アンダーワールドやティンバランドなど、トラックは時代の寵児がやってることが多いですが基本的に歌も全部同じに聞こえます。

























