ソマリアでラジオ局音楽禁止令

WORLD NEWS Posted by: SHOTARO MAEDA on 10.04.15

ソマリアのラジオ局、音楽を禁止され動物の鳴き声を放送
アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオで13日、ラジオから流れていた音楽が 止まり、代わりに動物の鳴き声や足音が放送された。市内の大半を実効支配する イスラム武装勢力の1つが、ラジオ局による音楽放送を禁止したため。武装勢力ヒズブル・イスラムは、音楽が 「イスラム教に反する」として、放送禁止を通告。一部のラジオ局に対し、10日間 以内に従わなければ処罰すると警告した。 これを受けて、市内14社の民間ラジオ局はすべて音楽の放送を停止した。このうち 3局は音楽に代えて馬のひづめや波の音を放送し、抗議の意を示した。。。

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ソマリアはもう何年も無政府状態が続いていて、アルカイダ系の武装勢力が実効支配している。日本でよく報道されているのは「ソマリア沖の海賊」。日本のタンカーも何度か狙われた。危険極まりない国、という印象があるがその反面、アフリカの中で最も早くインターネットが普及した国としても有名で、首都のモガディシオのラジオではPOPSやROCKをオンエアする局もあった。

そんなモガディシオの街から4月14日、音楽が消え去った。

ラジオ局のSTAFFはこの禁止令にどれだけ反発したかった事だろうか?自分たちのアイデンティティを完全に奪われ、表現を奪われ・・・。悔しくて涙が出る思いだったに違いない。しかし規則を破ればなにをされるか分からない。下手をしたら死に追いやられる危険性も。

それでも3つのラジオ局だけは音楽がNGならばと、動物の声を流したり、砲火の音や戦車の音を流して、恐怖の中で必死になにかを伝えようとしている。

僕は同じラジオの制作者として、彼らの勇気に究極のジャーナリズムを感じた。プロの心意気を感じた。

この世でもっとも辛い規制の1つ。それは人々が表現の自由を奪われること。

ソマリアの首都モガディシュ。Google mapで見るとすごく美しい街。

この街に一刻も早くラジオから音楽が流れることを祈って。

ソマリア出身のラッパー。首都モガディシオ出身のケイナーン。移民としてアメリカに渡った父親から送られてくる、CDを通じてヒップホップに触れ、ラップを始めた。彼の歌が心に染みる。

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あおねこ 2010年4月15日 8:38 PM

なんか、辛いですね。音楽好きとしは、考えられないというか、人生の半分がなくなる感じ。なんで、みんながハッピーになれないのかなぁ。

とんかつ 2010年4月15日 9:08 PM

ソマリアという国の名前も、それがアフリカにあることも、内戦が続いているという話も知っていたけど、
モガディシュという街がどこにあるのか、そしてこんなにきれいな海に面した街だということを、
今日この記事を読んで初めて知りました。つまり、今まで無関心でした。

ラジオから音楽を奪う……。恐ろしことです。悲しすぎます。
動物の声を流してメッセージを伝えたというモガディシュのラジオ局の皆さん、
胸が痛くなるほど、すごいです。

tomoe 2010年4月19日 10:45 AM

すごい素敵な歌で 何度も聞いて そのたびに 自然と涙が流れてしまいました

深い  

素敵な記事を本当にありがとうございます!!!